手の力

今朝NHKの「あさイチ」でオキシトシンが話題になっていましたね！ご覧になりましたか？？

当店にも置かせていただいてます本の著者、桜美林大学の山口創先生が出演されていました。鍼灸師目線からも理容師目線からも非常に興味深い内容でした。

帯にもありますように、触れられるだけで病気や対人ストレスが劇的に改善するという。。オキシトシンというのは脳から分泌されるホルモンなのですが、俗に「幸せホルモン」とか「愛情ホルモン」と言われています。愛情のあるスキンシップで分泌されリラックスし、ストレスが癒され絆が深まるという、、「手当て」という原始的な行為がいかに大事だったかということにハッと気づかされます。

私たち治療家、理容師は人に触れることが必須の職業ですので、「手」がとても大事な商売道具です。シャンプーや顔そりの指名を多くもらう人は「手が合う」とよくお客様から言われることが多いです。

私のちょっとしたこだわりは、自分の手を拭くタオルはいいタオルを使うということです。当たり前のようですが、結構いろんなお店で働きましたが、スタッフのタオルだからと２軍以下のタオルが使われることが多かったです。お客様のタオルはもちろん１軍なのですが、私としては、手がいちばんの道具だから雑巾レベルのタオルで拭くのは違うと思うんですよね。

見えないところですがこだわってます。

話が逸れましたが、

手で触れること、皮膚が感じることってすごく大事なことなのです。

皮膚って第３の脳とも言われ「肌が感じて感情を作り出す」ということが実際に起きています。温かくて気持ちがいい、とか気持ち悪い触り心地、とか逆とか。

極端かもしれませんが、触られて皮膚が気持ちいいと感じてセロトニンを出しちゃえば、鬱だってよくなるかもしれませんよね。とか思っちゃうわけです。

ですので、床屋であろうが鍼灸師であろうが気持ちの良い施術をすることがお客様の見えないストレスだったり不調を癒すことができるかもしれないのです。

私、理容師と鍼灸師を持っていますが理容師の良いところって

「必ず結果が出る」というところです。

髪の毛を切ったとしても毛を剃ったとしても必ず見える形で結果が出ます。

鍼灸師だけだと、「治ったかな」とか「効いたかな」といった結果がわからないことが少なくともあるので、私のような小心者には鍼灸師だけやり続けるのは不向きな気がします。

「どうです？綺麗になったでしょ？？」と言えるのがシェービングなんですよね。

それプラス、効いたか効いてないかわからないけど神秘的かつ皆さん興味があるにはあるという鍼灸を足すことでウチのサロン感を出しています。

効いたら尚よしです。

ま、今はおまじないの範疇しかやりませんけどね。

そのうち鍼灸師としての需要が多くなってきたら鍼灸院登録をすると思いますのでその時はガンガン鍼やりましょうね！

今は、お客様に出張鍼灸師として呼ばれるか吸玉とか刺さない「ていしん」などで鍼灸の入り口だけをやっている状況です。

刺さなくても割と効果があるのも面白いんですけどね。

と言いますか、シェービングで自律神経が整っちゃってたらシェービングのコスパは最強です。

毛もなくなる。角質も取れる。肌は明るくなる。つるつるすべすべになる。

加えて調子が整う。。とくればね！

誰か学者さん、証明してください。